出産記 [妊娠・出産]
忘れないうちに、今回の出産のことを書いておこうと思います。
予定日、4月14日の前日、13日の夜10時頃、おしるしがありました。
「やっぱり前日から始まった~~~!」と思っていましたが、
結局、陣痛は来ないまま、14日の朝を迎えました。
そして14日。朝10時40分頃、最初の陣痛が来ました。
でもこれは前駆陣痛。
陣痛と陣痛の間隔が定まらず、1時間あいたり、30分で来たり。
陣痛が来ると、きゅーっと強くお腹が張って痛いのですが、
耐えられないほどではありません。
そして夜になってしまいました。
夜、8時半頃から、陣痛の間隔が20分前後になりました。
いよいよ本格的な陣痛が始まった~~~~ 怖いよ~~~~!
ひたすら、恐怖です。
でもまずここで落ち着かないと、進まなくなる…と思ったので、
テレビを見て気を紛らわせようとしました。
が、お笑い番組を見てもちっとも笑えない
パパは、「長丁場になるぞ~」と言って、
ぐーすか寝始めました。・・・ちっ、ひとりだけ寝ちゃったよ…
しかし、寝ちゃうと陣痛も止まってしまうと聞いたので、寝ておきたいけど我慢。。。
(そうそう、ゆうた2号といくみは、夜中に陣痛が始まることを予想して、
実家にお泊りしています。)
そうこうするうちに、夜10時。
あっという間に陣痛の間隔が10分前後になってきたので、
いよいよ産院に電話。
「入院の支度をして、来てください」
と言われたので、夜10時40分、出発。
夜11時過ぎ、産院到着。
陣痛の間隔は、早くも5分間隔に。
さっそく内診してもらった結果、子宮口が4センチ開いているというので、
そのまま入院。
LDR室に入りました。
そしてどんどん強くなる陣痛。
恐怖が募り、ママ、予想通りパニック状態になってきました。
恥を承知で書きますが・・・
「帝王切開してください!」「今すぐ麻酔して眠らせてください!」
と騒ぐこと、2時間半…
助産師さんも困ってるし、パパも必死で思いとどまらせようと、
ママを怒ったり説得したり。
でも迫り来る、最大の陣痛が怖くて怖くて、
泣きながら、「麻酔して~~~」と叫んでました。
もちろんベッドになんか寝てません。
しかし、日付も変わって、15日午前1時半過ぎ。
「もしかして、怖い、痛い、と思うから、怖いし、痛いのかも」
「で、だから進まないのかも」
「みんなに、がんばるね、って言って出てきたのに、全然がんばってないし」
「貴之くんにも、失礼だよね」
と、我に返りました。(遅いけど)
で、そこからはなんとかベッドに横たわり、(遅いけど)
「痛くない、怖くない、痛くない、怖くない・・・」
と呪文のようにつぶやきながら、陣痛を堪えました。
パパは、ママがあまりにも突然静かになって、
ブツブツ言ってるので、
「とうとう精神が崩壊した・・・」
と思ったそうです。
が、するとママ、なんだか思ってたより痛みが大きくないことに気づきました。
もっとものすごい痛みだった記憶があるのに、まだそんなでもないじゃん…。
すると急にいきみたくなってきました。
助産師さんを呼んで内診をしてもらうと、
「じゃあ、そろそろ分娩の支度をしようね」
と言われました。
・・・え?もう???
そしていよいよ分娩の支度ができたのが、午前2時50分過ぎ。
助産師さんが、「先生呼んでください」と看護士さんに言ってるのが聞こえました。
え、もうそんなに進んだの???
「もうちょっとですか?」
と聞くと、
「もう子宮口が全開に近いから、いきみたくなったらいきんでいいよ」
と言われました。
えー!こんなに早く?!・・・しかし、よっしゃー!いきむのは得意だし!!!
・・・が、いきめません。。。
「あの…どうやるんでしたっけ?」
「まだいきめないよ、だってまだ痛くないでしょ?うんと痛くなった時じゃないと」
「でももう少しですよね、あとちょっとで終わりますよね?
いくみが、3時3分に生まれてるんです、同じ時刻に産めますか?」
「ん~、それはちょっと間に合わないかな~」
「でも、ゆうたみたく午前6時39分にはならないですよね?」
「そこまではかからないよ!」
と、助産師さんと話してるうちに、いきなりやってきたビッグウェーブ!
超特大の陣痛が襲ってきました。
ぎぇ~~~~~~~!!!!!
でも、もうあとほんのちょっとがんばれば、赤ちゃんが出てくる!
だからがんばれっ、ママ!!!
そして全力でいきむこと、3、4回。
出た~~~~~!・・・お、終わった・・・!!!
「すごい!3時3分!!!」
えー!!!
・・・というわけで、分娩の支度が整ってからは、10分もかからないで
産めました。
「安産でしたよ」
・・・そりゃそうですね…。
最初、あんな大騒ぎしなきゃ、もっと時間短縮できたかもしれないですね…。
で、その後は、胎盤を出すのも、縫われるのも、後陣痛も、
「こんなに痛かったでしたっけぇえええ?!」
とまた叫びたくなるほどの痛みでしたが、
胸の上にのせられた貴之くんが、かわいくてかわいくて・・・
そしてホッとして。
夢のようでした。
陣痛が怖くて、その先の、赤ちゃんを抱っこするところまで全然想像できないでいたのに、
ものすごくあったかくて、小さい、かわいい赤ちゃんがいる。。。
がんばってよかったと、思いました。
やればできるじゃん。。。
3回目にしてやっと、出産のトラウマが払拭されたような気がします。
でももうヤダけど(笑)。
貴之くん、パパとママのところに生まれてきてくれて、
本当にどうもありがとう。
大切に、大切に、育てるね。
ホント、お疲れ様でした<m(__)m>
by cerejeira (2010-04-23 09:30)
>cerejeiraさん
nice!ありがとうございます(^^)
ほんと、疲れました(^^;
今となっては、大騒ぎしてしまったことが
ものすごーーーーく恥ずかしいですが、
でも今またやり直しても同じ状態になるかな…と
思います。やっぱり出産は楽ではないですよね(^^;
by たろ (2010-04-25 17:50)